初めての転職活動で感じた「成長の機会」(ラクーンコマース カスタマーマネージメント部 海外チーム)


サービス業から新たな挑戦の舞台へ

出身は中国で、10年前に来日しました。
もともと家族が長く日本に住んでいたので一緒に暮らしたいと思ったのと、小さい頃から日本のアニメを見ていたのでずっと日本に興味がありました。高校生くらいから日本語を勉強し始め、日本に来てからは日本語学校に入って2年ほど勉強してから仕事に就きました。
前職はホテルのフロントの仕事をしていました。宿泊予約の手配をしたり、海外のお客様が多かったので、コンシェルジュの仕事もしていました。最初はアルバイトで入ったのですが仕事ぶりを評価していただき、契約社員を経て正社員になって。本当にやりがいがあって楽しかったですね。
仕事仲間にも恵まれていたのですが、もっと挑戦できる環境に行きたいと思って転職活動をしました。あと、サービス業なら仕方ない部分ですが働き方も不規則だったので、それを改善したいと思ったのも一つのきっかけかもしれません。

プライベートでは、旅行が趣味なので、休みの日は一人旅や友達と旅行に行くことが多いです。
自分の文化と違うところに行くのが好きで、イタリアやタイ、韓国、日本国内もかなり行きました。食べ物とか過ごし方も全然違うじゃないですか。行く前に、現地の場所や天気、料理を調べたり、交通手段を調べたりしているあの瞬間が一番ワクワクします。

成長の機会を感じて入社

私にとっては1回目の転職活動だったので、会社選びは慎重にしていました。
1社1社自分で調べて、ラクーンのホームページを見たときは良い印象を持ちました。良い会社というのは、写真に写っている社員の表情とかを見て感じましたね。それはホテル勤務時代に身についたことで、フロントに来るお客さんの表情で人柄が何となく分かっていたので、ラクーンのホームページに写っている人の表情もしっかり見ました。役員の方も皆さん優しそうで、女性も多く写っていたので女性が活躍できる会社なのかなと感じました。
実際に面接で訪問したときは、緊張していたのですが、部屋まで案内してくれた人がすごくリラックスした雰囲気で接してくれたうえに、温かいお茶も出してくれて。一気に緊張が解けましたね。面接官(当時の部長)は一見怖い印象がありましたが、直感的に「この人と一緒に働けば自分も成長できる」と感じたため、入社したいという気持ちがさらに強まりました。

リーダー職のプレッシャーを乗り越え、仲間と一緒に成長

ラクーンコマースのカスタマーマネージメント部で海外チームのチームリーダーをしています。メンバーは5人です。
メンバーのマネージメントに加え、チームとしては海外のお客さんからの問い合わせ対応や、今ある業務を効率化できるよう日々業務改善に取り組んでいます。前職ではマネージメント職に就いたことはありませんでしたが、新人教育はずっとやってきたのでチームリーダーの仕事も抵抗はないですね。
ただ、自分が分からないことは教えられないので、プレッシャーもあります。自分も一緒に成長していかないと、と常に思って向き合っていますね。

ラクーンでの失敗 and 成功体験について

失敗体験としては、お客さんからの依頼で注文のキャンセル処理をしたのですが、お客さんのクーポンが消えてしまったことがあって。目先の課題の処理だけでなく、先のことも考えて対応しないといけないこと学びました。

成功体験は、クレームを発するお客さんと最終的には友達のような関係になったことがあります。たびたび問い合わせをしてくるお客さんでしたが、お客さんの話をしっかり聞くことに注力していました。何回もやり取りをしていく中で徐々に距離も近づいて、最終的にはお客さんが仕入れる現場に一緒に来てほしいと言われるまでになって(笑)。一般消費者は入れない卸売の店舗だったので、非常に勉強になりました。
問い合わせ対応をしていると対応が難しいお客さんとのやり取りもありますが、悪いことばっかりではないと思いました。

苦手なことにこそ、積極的に取り組む姿勢が大切

ホテル勤務時代に、電話対応が苦手だったのですが克服しました。
日本で他のアルバイトをしていた時から電話に出るのが怖かったのですが、ホテル勤務になって電話を掛ける機会が増えました。慣れてないから怖いのであって、慣れたら怖くない!と思って積極的に出るように心がけました。ホテルなのでどうしても1日に掛かってくる本数も多いのですが、1ヵ月くらい続けていたら慣れて怖くなくなりましたね。
ラクーンでも入社当時、電話に慣れよう!と思ってとにかく全部の電話に出るようにしていましたが、他の部の電話まで自分が取ってしまっていて、そんなに取らなくていいよと注意されたことがあります(笑)。

仕事外の交流が教えてくれる、多彩な学びのチャンス

ちょっと人見知りというか、コミュニケーションをとるのが恥ずかしいと思っていた時期がありました。もしも過去の自分に声を掛けられるなら、ラクーンの皆は優しいからそんなこと気にしなくていいよ、と言ってあげたいですね。
何を話せばいいのか迷ってしまい、仕事以外の交流に対しても少し受け身だったかもしれません。同じ趣味の人とかもいるので、もっと自分から話すきっかけを作った方がよかったなと思いました。いろんな人と関わることで、学ぶことが多いし、その人が得意なこともわかって良いと思います。

グローバルな視点で、現地サポートの未来を創造する

仕事での目標は、いつか海外の現地サポート窓口を作りたいと思っています。
私は中国出身ですが、日本に住んでいるため、中国の現状について分からないことが増えています。祝日も国によって異なるため、現地のカレンダーでサポートできる体制があったらいいなとは思っています。

プライベートでは、中国の教員免許を取得したので、それを活かして中国で教える機会を持ちたいなと思っています。科目は中国語で、かつて学んだ先生に憧れて自分も教えてみたいと思い取得しました。他にはITパスポートの勉強をしたり、翻訳の資格について調べたりしています。
今後も様々なことに興味を持ち、勉強を続けていきたいと思っています。

(ラクーンコマース カスタマーマネージメント部 海外チーム REN.C)

※所属、業務内容は取材時時点の内容となります。