働く人社員インタビュー

スキルが活かせる仕事を探し異業種から転職(株式会社ラクーンフィナンシャル 営業部)

新卒で入社した会社は大手紳士服の専門店でした。全国にお店があるので転勤が多く、将来結婚した後の生活の安定や業界の今後、さらに大企業ならではの評価方法などに疑問を感じて、実家から近い関東近辺で転職活動を開始しました。

前職では年配のお客様が多く、丁寧な対応を求められました。売掛金の保証も社長や役員、部長クラスと話すことが多いので、前職で培った営業スキルを活かせると思ったのがこの業界に興味を持ったキッカケです。金融系は大手が多い中、当時ラクーンの売掛保証事業には15人ほどしか社員がおらず、こんなに少人数で運営できるんだと驚きました。競合も少なく伸びしろがありそうだと思ったことも決め手となり、入社を決めました。

BtoBの営業は初めてで分からないことも多く、最初のうちはたくさんフォローしてもらいました。説明不足でお客様からお叱りの言葉をいただき、先輩や上司に助けてもらうこともありましたが、「異業種出身でもできる」という印象付けはできたと思っています。当時はほとんど異業種出身の人はいませんでしたが、今はむしろ異業種からの転職者しかいませんね(笑)。商品知識がないと最初は苦労しますが、みんな問題なく活躍しているのでOJTがうまく回っているのかなと思います。

お客様の悩みを解決し、信頼してもらうことが営業のやりがい

これまでに営業を4年半、審査を2年弱経験してきました。審査を経験していると営業がとてもやりやすいですね。サービスを売っているだけじゃなくて、与信の部分を分かっているので営業の仕方が変わります。そのため、営業担当の若い人もどんどん審査を経験するようになっています。

私は今営業を担当しているので、新しく問い合わせがあったところに訪問し売掛保証の使い方を提案したり、既存のお客様から審査の依頼を受けて「こういう条件なら受けられますよ」と対応したり、更新のタイミングで連絡したり、あとは事務的な作業をしていることが多いです。お客様の保証先に新しい情報が入ればその情報を提供することもあります。

実は人と話すのはあまり得意じゃないし、そこまで好きなわけでもありません(笑)。ただ、「得意だと思ってないけれど、周りから得意だと言われる分野」を仕事にするとうまくいくと思っているので、営業をやっています。

やりがいを感じる瞬間は、やはり目標数字を達成したときですね。あとは、「こういう条件で使いたいけど、いい保証会社がないんだよね」というお客様に対して、自社の商品が刺さる提案ができたときです。自社の強みとお客様の課題が合致して、悩みが解決したときに一番やりがいを感じます。お客様から信用してもらうと、些細なことでも頼ってくれます。「この会社と取引しようと思うんだけど、どう思う?」と相談されて、審査の経験からアドバイスできることもあります。そうして信頼関係を築いていると、競合他社から提案されても「ラクーンと取引しているからいいよ」と断ってくれる。営業はしんどいことも多いですが、そういうことが嬉しくて続けています。

自社のリソースを活かした、新たな事業を創っていきたい

有給がとりやすく、社長や役員との距離がすごく近いのが特徴です。会社のメンバーとも何かイベントを見つけて遊びに行ったり、バンドを組んで練習したり、風通しはかなりよいと思います。やりたいことを明確に持っている人にとっては、それを訴えてアピールする、手を挙げるチャンスがすごくいっぱいあります。

最近私が考えていることで言うと、今は売掛金や事業用家賃の保証をやっていますが、今後は自社のリソースを活かした保証以外の事業もやってみたいなと思っています。

(株式会社ラクーンフィナンシャル 営業部 MASAHARU.K)

※所属、業務内容は取材時時点の内容となります。