働く人社員インタビュー

サービスごとに違った雰囲気で、いろいろな価値観の人が集まっている(社長室 広報)

多様な価値観に触れた大学時代

大学の学部は法学部でしたが、英語関係のゼミに所属していました。法律の勉強もしつつ、自分の興味から哲学や英語の授業もとっていました。もともと国際系の高校出身だったので、英語が好きで塾講師のアルバイトでも英語を教えていました。サークルには入っていなかったんですが、友達と旅行したり、短期の留学に行ったりしていました。フィリピンに留学したときは国籍もバラバラな6人寮で生活をしていて、寮のみんなで夜の森に探検に行ったり、結構サバイバルな経験をすることが多かったです。社会人になってからも、10人くらいのシェアハウスに住んでいて、帰国子女がいたり違う国籍の人がたくさんいて、彼らと遊んだりするのもとても楽しかったです。

就職活動で出会って直感で入社を決意

塾のアルバイトが楽しかったので、当時はそのまま就職してもいいかなと思っていました。一応少しだけ就活をしていて、エージェントに紹介されたトラスト&グロース(現:ラクーンフィナンシャル)の会社見学をしたときに、直感で「入りたい!」と思ったのが正直な感想です。グループ会社も同居するビル内を6FからB1Fまで隅々まで見せてもらい、運営するサービスによってフロアの雰囲気が違って、色んな価値観の人がいる会社だなと感じました。金融系だとスーツっぽくてかっちりした人が多いな、でもECのフロアに行ったら結構ラフな人が多いなとか、価値観が偏ってないところがいいなと思いました。もともと保証事業について話を聞いたことがあったのでサービスにも興味を持てましたし、面接でお話した方々が温かくて、入社したらこの人たちと一緒に働けるんだ、と入りたい気持ちがさらに強まりました 。

営業から広報へ異動

広報に異動する前は営業の部署にいたのですが、現在は社長の薦めをきっかけに社長室に所属して広報の仕事をしています。社長室はその名の通り社長直下の部署で、広報を担当しているのは私も含めて2人です。普段はプレスリリースを書いたり、メディアの方に連絡をしたり、取材の対応や同席をしたり、最近はコーポレートサイトのサステナビリティに関するページを作ったりしています。営業の頃と比べると社内の人とやり取りする機会が増えたなと感じます。メディアに提案するニュースの企画書を作るために事業部の人にヒアリングをしたり、データを集めたりする必要があるため、サービスの情報には敏感になりました。各サービスの担当者に聞くだけでなく、会議にも同席させてもらっています。細かい進捗や担当者が分かると色々聞きやすいので助かっています。

ラクーンでの失敗 and 成功体験について

失敗は数えきれないほどたくさんしてきたのですが…(笑)
あえて成功体験で言うと、営業部時代に新規営業・提携開拓の実績を認められて準グループ賞(実績や功績を評価された社員に贈られるインセンティブ制度)をいただいたことがあります。ちょうどコロナ禍での営業だったため、お客さんも自分たちも商談がオンライン化することの難しさを感じていました。直接会って話せないというデメリットもありますが、逆に移動時間が不要になるので1日の商談件数を増やせたり、オンラインで画面共有をしながらより詳しい説明が出来たりと、メリットも感じられました。そのメリットを活かしながら、お客さんに寄り添って対応できた結果だと思います。

人と話す経験が広報の仕事でも活きている

営業時代も今の広報の仕事も、話すのがメインの仕事なので学生時代の塾講師の経験が役に立っているなと感じています。もともと塾講師のアルバイトも、話す練習をしたい!と思って始めたんですよ。大学1年生で行ったインターンで全然うまく話せなくて、克服しなきゃと思って。個人の裁量が大きい塾だったので、授業だけじゃなくて保護者の対応や電話も掛けていました。そのおかげか、入社して最初の仕事で営業の電話をするときもあまり抵抗はありませんでした。広報の仕事でもメディアの人にサービスの説明をしたり、文章を書く機会も多いので役に立ってるなと思います 。

もしラクーン入社前の自身にアドバイスできるとしたら?

「この会社を選んでOK!正解だよ!!」と伝えたいです。ほんとですよ(笑)。
あえて言うとしたら…法学部では既にある知識を覚えることが多くて、1から何かを企画するという経験が少なかったので、その辺をもう少しやっておけばよかったかなと思っています。広報は本当に1から作ったり、自ら発信していくことが求められる仕事で、頭の使い方が違うなと感じます。参考になる情報がなければ「自分たちが」作って発信する、という考え方が本当に新鮮ですね。法学部時代の自分から見たら、当時はカタイ仕事に就くと思っていたので、今は予想外の仕事をしていてびっくりすると思います。

ラクーンにある多様な視点を活かして相乗効果を生んでいきたい

まだ広報の仕事を始めたばかりなので目の前のことでいっぱいいっぱいですが、ラクーンの全サービスの認知度をもっと上げていきたいと感じています。営業時代は自分のサービスや売上だけ見ていればよかったのですが、広報となると全サービス・事業部を見ないといけないんです。入社時に比べて視野や視点が広がったと感じますね。また部署によって考え方や見ている世界が違うため、それを活かしてもっと相乗効果を生んでいけたらと思っています。多様なバックグラウンドの人と交流するのは楽しく、色んなサービスをやってるラクーンだからこそ持ってる多様な意見、価値観をもっと広めていけたらと思っています。いろんな人の話を聞くのが好きなんですよね。世界が広がっていく感じが面白くて。どんな変わった意見でも面白いな、いいなと思っちゃいます。

(社長室 広報 ERIKA.Y)

※所属、業務内容は取材時時点の内容となります。