ラクーンの研修はオリジナル企画です


ラクーンには社内研修やイベントが年間通して色々とありますが、社外の方にその内容を話すと「面白い」とか「ユニークだね~」だとか言われます。

確かに、他社ではあまり聞かない研修をやっているかも・・?

 

例えば「創造力」を磨く「創造力鍛錬コンテスト」だったり、「ビジネスモデル」を考える「ビジネスモデル勉強会」だったり。

 

新入社員が入社日当日に研修旅行に行く「社長と行くダーツの旅」なんかはメディアでも何度か取り上げられています!(今年は日テレの「スッキリ!!」でも放送してもらいました(・▽・)v)

 

どれもネーミングが少し変わっていますが、研修の中身も外部の研修を取り入れるのではなく、人事や社長自らが考え出したラクーンのオリジナルになっています。

 

そもそもオリジナルの研修を始めたのは、基本的な知識やマナーなどは社外研修でも学べるが、業務への応用やそれらに必要なスキルの習得、そして何よりラクーンの社風を作っていくには自分たちで研修の内容を考え、それを実施する必要があると考えたことが理由の1つ。

 

ということで、今日は社外の方からも問い合わせが多いラクーンの研修内容について3つピックアップしてご紹介します~☆

社員一人ひとりの「創造力」を鍛えるための「創造力鍛錬コンテスト」

「創造力鍛錬コンテスト」は全社員が1つのお題について考える機会を設けて、社員一人ひとりの創造力を鍛えることを目的にした研修です。

お題は、例えば「会社の知名度をあげる方法を考える」だったり「ラクーンに対して自分ができること」など毎回異なります。ちなみに前回のお題は「モバイルでの展開について自由に考える」でした。

 

そもそもラクーンでは、無から有を生み出す「創造力」は全ての部門の全ての人に必要な能力だと考えていて、組織力を高めるためにも創造力を高めることは重要だと考えています。

そして、創造力がないと、自分の業務の改善点を見出すことは出来ず、自分の業務に改善点を見出せない人は、それを進化させることもできない、という考えから年に1度、この研修を通じて創造力を鍛えているのです。

 

研修のルールは、期日までにワードで800文字程度に収めて提出すること。

提出されたアイデアの中から部門長選考、役員選考を経て全社員の投票でグランプリが決まります。

 

グランプリ受賞者にはなんと賞金10万円が出ます!そして上位4人には3万円が!

上位3位以内に3回連続して選ばれると、研修を免除され審査側に回るという特典なんかもあります。

 

このコンテストではグランプリに選ばれた案が実際に採用されたケースもあります。

たとえば、『サービスの内容をマンガ化して採用者に分かりやすく伝えよう!』とか、ファイナンシャルプランナー資格を持った社員から、資格を活かして『社員に対して年金や健康保険などの社会保障、保険、資産運用などの基本的なお金の知識の勉強会をしよう』といった案があります。

↑ 2017年度のグランプリ&上位4位に入賞のメンバー

 

ラクーンの経営資源を活用した新規事業を提案する「ビジネスモデル勉強会」

「ビジネスモデル勉強会」は社内のリソースを活かして新規ビジネスモデルを提案する研修です。

これも全社員を対象とした研修です。

10人前後のグループに分かれ、その中で各自が考えたビジネスモデルを3分間で発表します。発表が終わると相互投票で優秀アイディアを選びます。

そして、優勝アイディアに選ばれた人は、今度は全社員の前でその内容をプレゼンします。

プレゼンの後には全社員の投票でビジネスモデルオブザイヤーを決定します。

昨年はその場でモバイル投票の形で行いました。

 

この研修ではビジネスモデルを作る上でのセンスを磨くことが目的の1つでもありますが、同時にプレゼン能力や会話術の向上を兼ねた勉強会でもあります。

限られた時間の中で自分の考えを分かりやすく、伝えたい要点を踏まえて話すことはなかなか簡単なことではありません。(話の内容だけじゃなく話すスピードも大事ですしね!)

業務によっては人前で何かをプレゼンする機会が殆どないケースもありますが、そんな人にとっては通常の業務だけでは得られない能力も身につく研修となっています。

そして、ビジネスモデルを考案する中でラクーンの事業に対する理解度も深まっています。

 

ビジネスモデルオブザイヤーとしてグランプリに選ばれると賞金5万円が。そのほかにも役員賞など賞金がもらえます。さらに、各グループから選出された人には水天宮前にあるロイヤルパークホテルのビュッフェに行けるというご褒美も用意されています!

 

 

自分の意思をきちんと伝えるための文章力を鍛える「文章力検定」

 

もともと創造力鍛錬コンテストを開始したときに、提出された文章にばらつきがあったことから始まったこの研修。

”きちんとした文章で自分の意志を伝えられるかどうかは業務遂行を大きく左右する。つまり、シンプルで明瞭な文章を常に書けなければいけない”という考えに基づき行っています。

 

この研修は、創造力鍛錬コンテストで提出した文章を元新聞記者の方にチェックしてもらい採点してもらう、という内容です。

ちなみに、以前は80点以下は不合格とし合格するまで何度もトライする、、というルールでしたが何度か行ううちに社員の文章力は確実に向上し、今は採点だけになっています。

 

日頃から社内外ともにメールでのやり取りが多いラクーンでは、この研修のおかげで自分の文章を意識することが増えています。

 

↑ 文章力検定の結果はこんな感じで返ってきます。ちなみにこのブログを書いてる私の採点結果です。。

 

ラクーンでは様々な研修を行っていますが、どんな研修にも遊び心を少なからず持たせるようにして、みんなが楽しみながら研修を受けてほしいな~と考えて練っています。

 

研修を行うことで社員間でアドバイスしあったり、意見交換をしたりと社内のコミュニケーションの活性化も一役かっていたり、研修を通じて隠れた才能を発揮した社員も出てきてそれが仕事で後々役立ったりと、研修の目的以外のものを得ることもあります。

 

他にも色々な研修やイベントを行ってきましたが、新入社員研修の「社長と行くダーツの旅」はこちらで紹介しるのでぜひ読んでみてくださいね☆