
先日、「話題の保証サービス”URIHO”を徹底解説!売掛金保証サービス『URIHO』Web説明会 〜取引先の倒産・未払いにもう泣かない〜」を開催しました!
本セミナーには、弊社ラクーンフィナンシャルでURIHO推進部チームリーダーを務める涌井が登壇し、業界初のネット完結型売掛保証「URIHO」について解説しました。
そこで今回は、セミナーの内容をもとに弊社サービス「URIHO」についてご紹介します!
目次
セミナー登壇者のご紹介

涌井 秀樹
株式会社ラクーンフィナンシャル
URIHO推進部 チームリーダー
2015年に株式会社トラスト&グロース(現:ラクーンフィナンシャル)に新卒入社。地方企業の担当を一任され、新規営業に従事、審査部での与信業務を経て、URIHO推進部に異動。全社において最年少でチームリーダーに就任。現在は事業開発、アライアンス、システム開発の統括業務に従事。
近年の倒産動向
涌井「コロナ後の倒産件数は増加傾向にあります。主な要因としては、『人手不足』や『人件費の高騰』が挙げられます。特に中小・地方企業において影響が大きく、事業の継続が難しくなっているような状況です」

「URIHO(ウリホ)」とは?
涌井「『URIHO(ウリホ)』は2016年から提供を開始した、業界初のネット完結型売掛保証サービスです。
現在2000社を超える企業にご利用いただいており、保証総額は500億円を突破しています。多くの地方銀行や信用金庫とも提携している、実績のあるサービスです。
そもそも『売掛金保証サービス』とは、取引先が支払えなくなった際に代わりに保証金を支払う仕組みのことを指します。取引先が倒産や支払い遅延を起こした場合でも、事前に審査を通過していれば『URIHO』が代わりに保証金を支払います」

「URIHO」の使い方と保証対象
涌井「『URIHO』をご利用いただくには、まずは取引先の事前登録が必要です。登録情報をもとに『URIHO』が審査を実施し、取引先が保証対象として適切かどうかを確認した上で、保証を設定させていただきます。
保証対象となるのは『取引先の倒産(法的倒産)』および『1ヶ月以上の支払遅延』です。保証対象となる取引先としては、法人・個人事業主(一般消費者は対象外)になります。
また、『保証開始前からすでに遅延している』『未解決のトラブルによって入金が遅延している』『URIHOに登録した取引先の情報に事実と相違がある』『売掛債権以外(前金や違約金など)である』などどいった場合も保証の対象外です」

「URIHO」の料金プランと利用の仕組み
涌井「『URIHO』は月額制(サブスクリプション型) のサービスであり、利用者の取引規模やニーズに応じて、以下の3つの料金プランをご用意しています」

涌井「以下のようなイメージで、全体の保証枠(例:Bプランで合計3000万円)内で柔軟に複数の取引先に設定することが可能です」

涌井「また、ご相談内容に応じて、通常プランから保証枠をさらに拡大した、オーダーメイドのプランもご提供しています」

「URIHO」の特徴と他社比較
涌井「『URIHO』の特徴としては、初回1ヶ月が無料である点が挙げられます。無料からスタートできるので、取引先が審査に通るか不安な場合も安心して始めていただけるかなと思います。
この1ヶ月の無料期間は、アカウント登録日ではなく、取引先の審査通過後(保証開始日)から開始されます。つまり、取引先を登録し、審査に通過した日から1ヶ月間無料でご利用いただけます。
また、ウェブ完結のメリットを活かして、『手数料が安価であること』『一ヶ月単位で契約できること(一ヶ月単位の自動更新)』『取引先の入れ替えや保証額を柔軟に変更できること』などが『URIHO』と他社を比較したときの強みとなっています」

「URIHO」利用の流れ
涌井「続いて、利用の流れをご紹介させていただきます。非常に簡単な仕組みとなっていて、次の2つのステップを行なっていただくだけでOKです。1つ目は『URIHO』のアカウント作成、2つ目は保証をかける取引先の登録です」

涌井「保証期間中に支払いの遅延や倒産が発生した場合は、会員サイトから未入金の報告をしていただきます。1ヶ月後に請求手続きが可能となります。請求時には取引を証明する書類をご提出いただき、確認後にお支払いいたします」

「URIHO」を活用した与信管理術
涌井「保証料以上の保証金を受け取ることを目的とされるお客様も多いですが、そのような目的は達成が難しいのが実情です。そのため、弊社では取引先との健全なビジネス関係を維持・発展させるためのツールとして『URIHO』をご活用いただきたいと考えています。
一般的な利用例としては、取引先の与信管理にご活用いただくケースです。多くの企業様は、『URIHO』の審査結果を取引基準として採用されています。
また、『URIHO』のデータを活用することで、アップセル機会の創出や営業戦略の立案、新規取引先の開拓などにご活用いただくケースもあります。
このように、与信管理の効率化と売上拡大の両面で『URIHO』をご活用いただけるかなと思っています」

「URIHO」の活用事例紹介
涌井「株式会社エフテック様は、トラック整備を行う企業です。数年前に取引先の倒産を経験したことをきっかけに、『URIHO』の導入を検討されました。
倒産を経験した企業は、その後の取引基準が厳しくなる傾向があります。帝国データバンクの信用スコア51点以上でないと取引を行わないケースもありますが、中小企業の場合、そのような高スコアの企業は少数です。
株式会社エフテック様では、『URIHO』で保証をかけることでリスクを抑えつつ、取引先を拡大し、売上を獲得することができています」

涌井「株式会社アイワ工芸様の事例では、未回収が発生した際、社長様が弁護士相談や回収作業に追われていました。
これらの対応コストや手間は大きな負担となっていましたが、『URIHO』を利用することで、未回収発生時の対応が書類提出のみで完了するようになりました(※最初の1ヶ月間は企業様ご自身で督促をする必要があります)。
このように、保証料と得られる保証金の単純な比較だけでなく、回収業務の手間やコストの削減、保証の安心感によって得られる取引先拡大や売上獲得などのメリットを評価していただき、多くの企業様に『URIHO』をご導入いただいております」

『URIHO』では今後もセミナーを予定しています!
6/24(火)14時開催
債権回収のプロが徹底解説!!
取引先が支払ってくれない…困る前に知っておきたい回収のコツ
~未入金トラブルを防ぐための基本と実践ノウハウ~
https://www.raccoon.ne.jp/news/press/2025/896858272

それ以外のセミナー情報はこちら
https://uriho.jp/contents/seminar/list
あなたも一緒に、業界初のネット完結型売掛保証サービス「URIHO」で日本企業の挑戦を後押ししませんか?
URIHO推進部では現在、新しいメンバーを募集しています。
「企業が抱える課題の解決に本気で取り組みたい」
「SaaSやBtoBの領域で自分の力を試したい」
「事業を育てるフェーズに関わりたい」
そんな想いをお持ちの方、ぜひ一度お話ししませんか?
日本企業が倒産や支払い遅延のリスクに縛られず、もっと自由に挑戦できる社会を私たちと一緒に創っていきましょう!
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