
ラクーンホールディングスが掲載されている書籍「こんな会社で働きたい〜サステナブルな会社実現のために〜SDGs編③」をご紹介します!
前編の代表インタビューに続いて、書籍紹介の後編となる本記事では、弊社メンバーが語るラクーンで働くやりがいについて、インタビュー形式で一部ご紹介していきます。
ラクーンホールディングスについて
「企業活動を効率化し便利にする」を理念に掲げ、企業間取引(BtoB)における新しいインフラを創造、提供しているラクーンホールディングス。
BtoBの卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」を事業の軸に、決済、保証、越境ECなど、時代に即した問屋的仕組みを考案、そのDX化を進めて地方創生にも力を注ぐ、革新的な企業です。
書籍でこのようにご紹介いただいている弊社、ラクーンホールディングス。BtoB領域における複数の事業を展開しています。そんな弊社で働く社員がどのような思いを抱えて日々の仕事に取り組んでいるのか、どこにやりがいを感じているのでしょうか。
高いハードルをクリアして挑戦し続ける
まずは、ラクーンコマース・グローバル戦略部部長の元 健一郎に、SD export事業の概要や難しさ、今後の目標について語ってもらいましょう!

日本から海外へ販売するにはとても高いハードルがあります。海外小売店の集客、契約書、輸出の知識、破損の対応、決済手段、裁判などになった場合のPLリスクなど様々です。SD exportはこれらを全て代行するサービスで、出展するメーカーは初期費用無料で、国内に販売するのと同じくらい簡単に海外に販売することができます。
海外販売や越境ECというとひとくくりに“海外”と思われるかもしれませんが、国によって商習慣、通貨、決済手段、言語による表現方法、売れ筋、配送手段などの全てが大きく異なります。
例えば、日本と違って配送の遅延は当たり前に発生しますし、到着した荷物が壊れていることもあります。また、配送や通関は政治や社会情勢などの外部要因に大きく左右され、法律や方針が変わるたびに通関ができない商品が発生します。サービスを運営しているとこうした様々な課題に直面しますが、最大リスクを考慮したうえで、できるだけトラブルを楽しむようにしています。
今後の目標は、日本の全てのメーカーに、海外販売する際にはSD exportを利用してもらうことです。そして、国内の市場よりも大きな市場を作りたいと考えています。そのために重要なのは各国に合わせたローカライズです。国ごとに日本と同じような市場があり、日本と同様のパワーやリソースを使わなければ拡大はしません。そのため1カ国ごとに販売量を増やし、海外全体の市場を伸ばしていきたいと考えています。
日本の良い商品を世界へ届ける
続いて、ラクーンホールディングス・技術戦略部チームリーダーの下田 啓太郎に、SD exportの開発におけるやりがいや今後の目標について語ってもらいましょう!

日本で作り出された良い商品を世界中に届けるお手伝いをできることが最大のモチベーションです。また、エンジニアとして、輸出で起きる現実の問題をITの力を使って解決できた瞬間が最高です。
SD exportは70万商品を超える多品目を扱っていますが、販売時は多品目の商品を少しずつ発送するケースが多く、送料が高額になってしまう問題がありました。
そこで実際に倉庫に行き確認してみると、箱数が増えるほど非効率になり、複数の商品を1つの箱に詰める工程に問題がありそうだと分かりました。品目数が増えていくと隙間が増え、箱のサイズが大きくなってしまうのです。
そこで1つの箱に詰める品目数が増えすぎないようにシステムを変更したところ、同量の出荷でも送料を抑えることに成功しました。これは効率的に配送できるようになったことの証です。システムの変更で、現実の課題を解決できたのです。
国籍も育った環境も違う、持っているスキルが違う、ラクーングループには多彩な人がいます。みんな違うなかで、お互いが働きやすいようにしていることが伝わってきます。課題は山積みですが、多彩な仲間たちと協力し、日本のメーカーの良い商品を世界中に、簡単に、そのままの魅力を伝えられるプラットフォームにしていきたいです。
ライブコマース大型イベントを実施
次はラクーンコマース・グローバル戦略部の鄭 瑩に、SD exportのマーチャンダイザーとして働くやりがいや今後の目標について語ってもらいましょう!

香港MD(マーチャンダイザー)としてデータ分析、広告プロモーション、イベント企画などを行っています。イベント企画は、需要調査をして、0から企画し実行まで行います。結果が出るまではとても大変ですが、毎回新しいことにチャレンジすることができるので、非常に楽しさを感じています。
最近の仕事では、海外から仕入れをする会員に向けて、日本企業の新商品を紹介するオンライン展示会を開催しました。ライブコマースは中華圏で流行っているので、これはSD exportの会員にも応用できるのではないかと考え企画しました。展示会は大型イベントになり、企業とのやり取りから企画の詳細決め、プロモーションのスケジュール調整、内容作成など、やらなければならないことが多く大変でしたが、無事にやりとげることができ、結果も満足できるものとなりました。
大変ですがやりがいがありますし、ワークライフバランスをとれることも、この会社のいいところだと思います。今後は世界中で「ああ、あのサービスね」と当たり前に知られていて、多くの企業に利用されている、そんな姿を実現させたいと考えています。
※所属、業務内容は取材時時点の内容となります。
※引用元:こんな会社で働きたい サステナブルな社会実現のために SDGs編③
今回は書籍にも掲載されたインタビューをご紹介しました!
当社で働くメンバーたちの抱くとても熱い思い、みなさまにも届いたでしょうか?
ラクーンで働くことに興味がある方はこちら
それでは、次回の記事もお楽しみに!