ラクーングループの新型コロナウイルス感染症に対する取り組みについて


こんにちは、PRの有本です。

新型コロナウイルス感染症の収束を心よりお祈り申し上げるとともに、最前線で新型コロナウイルスの対応に尽力されている方々に感謝申し上げます。

ラクーングループでは感染拡大を続ける新型コロナウイルスに対し、社長室メンバーをはじめ役員や子会社社長、人事部長などで構成される新型コロナウイルス対策本部を設置し、1月末の時点から状況に応じた対策を実施してきました。

今回、ラクーングループで実施してきた対応について【勤務体制】【感染防止の対策】【リモートワークへの対応】【コミュニケーション施策】の4つの面からお伝えします。


勤務体制

2020年1月末より全社へ在宅勤務、時差通勤の推奨を開始
最初のアクションはここからでした。
昨年末より中国武漢で発生した新型コロナウイルスに対し注視を続けていましたが、中国が春節期間に入ったタイミングで全社に向けて在宅勤務&時差通勤の推奨を開始しました。
併せて、必要に応じた通勤・外出先への移動にタクシーの利用許可、会社近隣での宿泊の許可を出し、業務的に在宅勤務や時差通勤が難しいメンバーは部門長と相談の上、各自に合った対策を実行するようにしました。

また、体調不良になった場合の対応やプライベートについても観光客が多い場所への外出は自粛するなどの注意を促しました。

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2020年2月中旬より感染拡大に備え、公共交通機関の利用を禁止し在宅勤務へ
新型コロナウイルスの国内での感染拡大に備えて、電車・バスなど公共交通機関を利用するメンバーは原則在宅勤務としました。オフィスから近距離居住者は公共交通機関の利用は避け、自転車か徒歩での出社としました。

また、メンバーには社内でのマスク着用を義務化、出勤時や外出先から帰った際の手洗い&消毒も義務化しました。来客される方にもマスクの着用(弊社準備)や到着時の手洗い&消毒をお願いし、可能であればオンライン商談への切り替えも開始しました。

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新型コロナウイルス感染症への対策延長のお知らせ
来社されるお客様へ


期間中の社内の様子。ガランとしています。

 

2020年3月末より国内での感染拡大を受け、原則として全社員を在宅勤務に 代表電話も一時休止
新型コロナウイルスの国内での感染状況悪化を受けて、原則として全従業員を在宅勤務としました。それに伴い、代表電話を一時休止し問い合わせフォームでの対応に切り替えました。
また、来客・訪問・出張の原則禁止、社内でのイベント、飲み会等も原則禁止とし、必要に応じて日程変更またはオンラインでの実施に切り替えました。

そして改めて手洗い&消毒の実施の徹底、プライベートでも観光地や商業施設など人が多く集まり密集する場所への外出自粛などをメンバーへ通知しました。

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新型コロナウイルス感染拡大に伴う当社の対応について


感染防止の対策

マスクの配布
マスクが品薄になっている状況を見て、手持ちが少なくなったメンバーから会社で災害用に備蓄していたマスクの配布を開始しました。急激にマスクが入手困難になる中で会社からマスクの配布があるのは心強いと喜ばれています。

感染防止グッズの設置
社内の各フロアに加湿器、体温計、消毒液の設置、エントランスに来客用マスク&消毒液、使い捨て手袋の設置を行いました。また各フロアのメインドア、トイレのドア、エレベーターのボタンなど多数の人が触れる箇所にウイルスや細菌を低減させる軟質フィルムを設置しました。

社内での感染予防対策のルールを作成
社内での新型コロナウイルス感染予防策と従業員およびその家族に感染者が出た場合の対応方法について定め、社内に共有しました。
感染予防策としては
・手洗いうがいの方法
・咳エチケットについて
・マスク着脱時の注意 などマニュアルとしてまとめました。

感染が確定した、または疑われる場合の報告手順を決定
万が一、自身や家族が新型コロナウイルスに感染が確定した、またはその疑いがある場合の報告手順を定めました。社員から上長、上長から全部門長へという報告手順と、出ている症状やその期間、感染者との濃厚接触の有無など具体的な報告内容を決め、併せて社内、社外への公表やその手順、範囲についても定めました。

 


リモートワークへの対応

各メンバーが出社スタンスをグループウェアで共有
ラクーングループではリモートワークなどの柔軟な働き方に備えたツールの導入を以前より行っており、その一環としてグループウェアのガルーンを利用していました。今回メンバーにガルーン上で時差通勤時の出社・退社時間の入力、在宅勤務中の表示など、自身の出社スタンスの入力を徹底してもらうことで、不規則な勤務形態でもお互いの状況を把握でき、スムーズに業務が続けられています。

在宅勤務の環境構築として、電話周りのサービスを導入
営業やカスタマーサポートのメンバーなど、電話ができないことが在宅勤務の障壁とならないよう、通話料は会社負担で業務とプライベートの電話を各自のスマホで使い分けできるサービス(モバイルチョイス)を希望するメンバーに導入しました。

フレックスタイム制度の全社導入
新型コロナウイルスの影響で在宅・時差出勤など様々な働き方が出てきたことから、それまで技術・デザイン部門のみで導入されていたフレックスタイム制度を全社に導入しました。人事チームが早急に対応し予定より早く全社導入まで進めてくれました。

WEB会議ツール『Zoom』を全社に導入
在宅期間中の会議や商談への対応としてWEB会議ツール『Zoom』を全社員に導入しました。もともとチャットツールとして社内で利用していた『Slack』も併用し、Slackは少人数や社内でのミーティングに、Zoomは大人数や外部との商談に、と使い分けしています。
これにより4月1日の入社式は多くのメンバーが在宅勤務しながらZoomで参加することができました。また、一部のサービスではサービス説明会をウェブセミナー(ウェビナー)に切り替えて実施しています。

Zoomでのミーティングの様子

在宅勤務環境補助制度を新設
全社的な在宅勤務の実施に伴い、在宅勤務環境補助制度を新しく作りました。
これは社員の在宅での勤務環境をよくするため必要なものを購入できる制度で、全従業員を対象に1人上限1万5千円まで会社から補助がでます。モニターやデスク、椅子の購入などメンバーにとても喜ばれた制度です。

ラクーングループが提供するサービスでオンライン商談の開始を発表
サービス利用前の商談から実際の利用に至るまで、全てウェブで完結できるようラクーングループで運営するいくつかのサービスにおいてオンライン商談を開始しました。サービスによっては一部の問い合わせに対して既にオンラインでの対応を始めていたものの、他のサービスでも同様に対応を開始しました。
非対面でも完結するBtoBサービスとしてこれからも利便性を高めていくこと、そして新しい形の営業活動として業界にも提案していきたいと考えています。

(参照)プレスリリース
外出自粛対応としてラクーングループ、オンライン商談を開始 ~これからの新しい営業活動として中小企業を中心に提案へ~

 


コミュニケーション施策

Zoomランチや飲み会を実施
在宅勤務中でもコミュニケーションに支障が出ないよう、また入社して間もない社員も交流を図れるように、オンラインでのランチ会や飲み会などを開催しています。先日は新入生歓迎会をオンラインで開催しました。
ほかにも、仕事の合間にリフレッシュと一息つけるような時間としてオンラインお茶会なども企画されました。

役員交流会もオンラインで
以前より定期的に開催していた社員と役員とのコミュニケーション不足を解消する目的の飲み会もオンラインに切り替えて開催しています。これまでは店内での飲食代を会社負担としていましたが、オンラインでは各自が用意する食事代を上限付きで補助しています。


(※4月28日現在)

ラクーングループは今後も状況に応じた対策、対応を実施していきます。
そして新型コロナウイルスの一刻も早い終息を願っています。