ラクーンホールディングスのグループ会社ラクーンコマースでは、卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」を運営しています。アパレルや雑貨を中心に、家具、生活家電、食品など幅広いジャンルの商品が約140万点掲載され、29万店舗が仕入れに利用しています。本記事では、当社サービスを通じて「エシカル消費」を推進する取り組みについてご紹介します。
目次
エシカル消費とは?
エシカル消費とは、地域の活性化や雇用などを含む、人や社会、環境に配慮した消費行動のことです。2015年9月に国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs)のうち、特に「ゴール12:つくる責任、つかう責任」に関連する取り組みです。
社会が抱える貧困や人権問題、自然破壊などの課題解決に向けて、消費者ひとりひとりが日々の買い物や物の使い方について見直し、社会課題に取り組む事業者を応援したりすることが重要といわれています。エシカル商品の選択はもちろん、身近なところでもエコバッグやマイボトルの利用、地域のルールに沿ったゴミの分別をすることなども、エシカル消費の実践のひとつです。
【配慮の対象とその具体例】
ラクーングループが取り組むエシカル消費の推進
(1) 「スーパーデリバリー」での「エシカルコレクション」特集ページの設置 (2) 東京都が主催する「TOKYOエシカルアクションプロジェクト」への参画 (3) エシカル消費に関する調査の実施、およびプレスリリースでの情報発信 |
(1)「エシカルコレクション」
2021年4月より、ラクーンコマースが運営する「スーパーデリバリー」サイト内に「エシカルコレクション」という特集ページを開設しています。フェアトレード商品、支援・寄付につながる商品、環境への配慮商品(リサイクル、脱プラスチック)、オーガニック商品(コットン・リネン、食品、コスメ・日用品)、ヴィーガン商品など多岐にわたる商品を取り扱っています。
■エシカルコレクション特集ページ
https://www.superdelivery.com/p/do/psl/?ts=ethicalco&vi=1
(2)「TOKYOエシカルアクションプロジェクト」への参画
ラクーンホールディングスは、東京都が主催するTOKYOエシカルアクションプロジェクト「TOKYOエシカル」のパートナー企業になりました。今後はウェブサイトやSNS、イベントなどを通じてエシカル消費の促進を行っていく予定です。
■プロジェクトの特設サイト
https://ethical-action.tokyo/
■プレスリリース
ラクーンホールディングス、東京都主催「TOKYOエシカル」のパートナー企業に 人や社会、環境に配慮する「エシカル消費」を推進
https://news.raccoon.ne.jp/press/2022/6066/
(3) エシカル消費に関する調査の実施、およびプレスリリースでの情報発信
エシカル消費について、「スーパーデリバリー」の利用者であるメーカーではエシカル消費についてどのような意識を持ち、どのような変化があったか、などの調査を行い、情報をまとめたものを発信しています。
■エシカル商品の製造・卸販売に関する実態調査
中小メーカーの4割が人や環境に配慮した「エシカル商品」を販売 うち7割が販売拡大意向、雑貨・飲食料品・アパレルなど多岐に渡り展開
https://news.raccoon.ne.jp/press/2022/5547/
■エシカルレポート2022
人気のエシカル商品ランキングTOP10発表 流通額3年で約4倍 エシカル商品販売メーカー7割が販売拡大に意欲的
https://news.raccoon.ne.jp/press/2022/6121/
人気の商品ランキングでは、フェアトレードのチョコレートやリサイクルデニム、入浴剤、傘など、日常的に取り入れやすいものがランクインしていました。
一見すると通常の商品と変わりがないように見えるものもありますが、オーガニックや環境に配慮したパッケージ、生地生産時のCO2排出量が削減されているなど、さまざまな要素が隠れています。デザイン性や品質が高く、商品数も豊富なエシカル商品。エシカル商品を販売しているメーカーのうち7割が、商品の販売数やラインナップを拡大する意向であるとの調査結果も出ており、今後ますます商品を選ぶ楽しさが出てきそうです。