
BSテレビ東京の経済ニュース番組「NIKKEI NEWS NEXT」内のコーナー「サステナBiz」で、ラクーンが運営する卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」が紹介されました!
本記事では、番組で放映された内容について実際の写真も交えながらご紹介します。
目次
全国で流行している「ちょい売り」とは?
現在、ネイルサロンや薬局といった異業種の店舗でエシカル商品を取り扱う、「ちょい売り」が注目を集めています。
番組冒頭では、この「ちょい売り」が全国で広がっている現状が紹介されました。「ちょい売り」とは、店舗の一角で主力商品とは異なる商品を小さなスペースに展示・販売すること(専門店が専門以外の商品を販売すること)を指します。
「ちょい売り」によって来店者が気軽に立ち寄るきっかけを作り、「ついで買い」を促すことで、店舗全体の集客、売上、そしてリピート率の向上につながります。
「ちょい売り」を実施する店舗の紹介
さらに番組では、実際に「ちょい売り」をしているお店についても紹介されました。
アパレル専門店だけど、SDGsの食品を「ちょい売り」
西早稲田にあるアパレル専門店「makixmaki」では、店内の一角でSDGs関連の食品、フェアトレード(途上国の人権に配慮した)カレー等を「ちょい売り」しています。

アパレル店が食品を扱う理由について、「お客様に頻繁に来店していただき、その機会に他の商品も知っていただけるきっかけを作りたい」と番組中でお話しされていました。
薬局だけど、環境に優しい洗剤を「ちょい売り」
江東区にある薬局店「三木青雲堂薬局」では、環境に優しい洗剤が量り売りで「ちょい売り」されています。
ネイルサロンだけど、エシカルな食品を「ちょい売り」
千葉県松戸市のネイルサロン「nailsalon10」では、施術スペース近くで無農薬・有機栽培食品やアースカラーの子供服などを「ちょい売り」しています。

商品販売を通じて、食事や興味関心についての自然な会話がお客様との間に生まれています。また、近隣にオーガニック食品店がないため、商品購入を目的としてネイルサロンを訪れるリピーターも増加しているとのことです。

これにより、リピート率は約90%、売上は120%向上したそうです。「ちょい売り」が顧客との関係を深め、店舗の収益アップに貢献していることがわかります。
エシカル消費を促す「ちょい売り」が生き残りを握る
「ちょい売り」によって新たな業種へ販路を拡大した企業として、フェアトレードやオーガニックなどのエシカル商品を展開する輸入会社「第3世界ショップ(プレス・オールターナティブ)」が紹介されました。
エシカル商品とは、フェアトレード、オーガニックなど「倫理的(エシカル)」な観点から作られた商品のことを指します。「第3世界ショップ」はスーパーデリバリーへの出展により、従来の食品専門店に加えて、アパレル専門店や雑貨店などへ新たな販路を見出し、売上を伸ばしました。

メーカーにとって販路拡大は売上アップの重要な要素です。同社は数年前から小売店向けにパッケージデザインを一新し、雑貨店でも違和感なく置けるようなデザインに変更しました。その結果、コロナ禍前と比べて小売店向けの売上は約2倍になったとのことです。
番組中のインタビューでは、「企業が生き残っていくためにはみなさんの手元にどれだけ物が届くか、リピーターになってもらうかが重要です。そのキッカケとしてスーパーデリバリーを利用して多くのお店に届けることがすごく大事なところだと思っています」と仰っていました。
エシカル消費を支える「スーパーデリバリー」
スーパーデリバリーには、約3,100社が出展し170万点の商品を掲載しています(2024年10月23日放映時時点の数値)。
商品によっては1点から、小ロットでの仕入れが可能で、特にエシカル商品の売上は急成長しています。4年前からエシカルな商品だけを集めた特集もスタート。コロナ前と比較して、エシカル商品の売上や購入する店舗数は約2倍に増えました。
スーパーデリバリーが抱えるBtoBの課題と解決策
ラクーンコマース エシカル推進担当の霜越はスーパーデリバリーが抱える課題について、番組中で以下のように話しました。スーパーデリバリーをより多くの方に知っていただき、そしてエシカル消費を浸透させるために、日々試行錯誤をしています。
「BtoBのサービスなので、ビジネスをしてる方々にいかに当社のサービスを知っていただくかが課題になっています。より多くの方に知っていただけるように、商品をご紹介する動画をSNSに上げるなど、たくさん情報発信するようにしています」

あなたも「スーパーデリバリー」のメンバーとして日本のエシカル消費を共に盛り上げませんか?
エシカル商品をはじめ、日本全国の魅力ある商品を国内外に広く届けるBtoB卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」について、本記事を通してさらにご興味を持っていただけたでしょうか。
最後に、そんな「スーパーデリバリー」を支えるラクーンのメンバーをご紹介します!
今回ご紹介する坂本は、「スーパーデリバリー」に出展するメーカー様のサポートやコンサルティング業務を担当している新卒入社5年目の社員です。社内サークルやイベントも楽しむ充実した社会人生活を送りながら、仕事に全力で取り組んでいます。
YouTubeではインタビュー動画も公開されているので、ぜひご覧ください!
それでは、次回の記事もお楽しみに!
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