カルチャー

【前編】社長のストーリーを語る~卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」の誕生秘話~

社長にインタビューする【STORY -社長の人生を聴く-】という企画でラクーングループについての紹介動画を撮っていただきました。インタビュアーは「会社のリアルを知ろう。リクライブ」編集長の二宮氏。社長の小方がこれまでを振り返り、創業前のエピソードや卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」誕生の背景などを語りました。

STORY -社長の人生を聴く-
社長ってどんな人?
どんなことを考えているのか、これまでの人生を振り返りながらこれからやっていきたいことまで聞いていく。社員も聞いたことがない裏話も?

digest ver.
※ダイジェストバージョンでは、動画の要約部分をご覧いただけます。(10分程)

ラクーンホールディングスの事業展開

2022「中期経営計画資料」より

私たちの会社は、大きく分けると①eコマースと②フィンテックの2つの領域で、企業間取引に特化した事業を展開しています。

まずeコマース事業ですが、メーカーが商品を載せてそれを全国の小売店が買う、という”問屋をデジタル化”したようなサービスが「スーパーデリバリー」です。

また、企業間の支払いについて、昔は掛け売りでも仲のいい企業同士は信用力で成り立っていましたが、今はインターネットで日本中のあらゆる企業が取引しています。取引形態の変化に伴って、新たに決済や保証などの仕組みが必要となりました。そこで誕生したのが企業間決済「Paid」や売掛保証の「URIHO」です。従来は人が手でやっていたことをITを使って効率化するので、企業は時間や手間を大幅に削減することができます。

卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」誕生のきっかけ

2022「中期経営計画資料」より

最初に自分で輸入販売の商売をやっていた頃、2000万円分の在庫を抱えてしまい倒産危機に陥ってしまったことがあります。ただそんな時、周りのいろんな人が在庫を買い取るなどして助けてくれたことで倒産を免れることができました。それからというもの、どうやら過剰在庫を販売するのが上手いらしい、と噂になり、他の経営者たちからも相談が来るように。これが「過剰在庫で困っているのは自分だけではないのだ」と気づいたきっかけとなりました。

そこで日本の流通の問題点を全部洗い出し、勉強してできたのが「オンライン激安問屋」です。(後に在庫品以外の商品も仕入れたいというニーズが増えたため現在の「スーパーデリバリー」に変化を遂げました。)

「スーパーデリバリー」サイト画像

組織として大切にしていること「人が人を信じる理由を作る」

オフィスのコミュニケーションスペースにあるキッチンでの食事風景

組織として「信頼」を中心に置いてもいいんじゃないかなと思います。
その信頼関係とは、共通の思い出で生まれてくると思っています。人が人を信じる理由を作っていくことが大切。だからこそ、お互いに共有する時間を大事にしています。
私たちも、zoomを使ったりリモートワークをしたりと便利なツールはどんどん取り入れていますが、たまにリアルで会うその時間を大事にしています。
今後ろに見えているキッチンでみんなでご飯を作って食べたりしているのは、そういった理由からです。

▼その他キッチンでの食事の様子

インタビュー動画(フルバージョン)はこちら

フルバージョンでは、より詳細な内容をご覧いただけます。(1時間程)

full ver.

Spotifyの音声版もあります。

【全編内容】
・ラクーンホールディングスについて
・21歳の時の出会い
・退職し中国へ留学
・帰国後ラクーン創業
・シンガポールでの出会い
・信じる理由をつくる

こちらの動画は【後編】も公開予定です。お楽しみに…!