”良質なアイデアを出すことは鍛錬である”~創造力鍛錬コンテスト2023~


創造力鍛錬コンテストとは?

創造力鍛錬コンテストは、全社員が一つのテーマについて考える機会を設け、社員一人一人の創造力と提案力を鍛えることを目的としています。提案内容に創造性があるか、現状認識力・問題点に気づく洞察力があるか、実現性があるか、効果が見込めるか、といった基準で選考されます。選ばれた提案は、実行に向けて検討されます。

昨年のコンテストは、部署や業務の垣根を超えてランダムに構成された3人1組のチーム制で、アイデア出しから発表準備までを行い、コンテスト形式で順位を競うという形式で実施しました。

その際に優勝したのは「まかないフライデー」という企画。テーマは「教育とコミュニケーション」で、コロナ禍で変化した働き方に合わせた新入社員への教育や、社員同士のコミュニケーションについてアイデアを出し合いました。

今年のテーマは「ラクーングループのサービスをより良くする」提案

ラクーングループでは、卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」をはじめ企業間決済「Paid」、売掛保証「URIHO」、家賃保証の「ラクーンレント」など企業間取引を効率化するためのさまざまなサービスを展開しています。第14回目となる今回はサービスや部署の垣根を超え、【自部門の担当領域外でラクーングループのサービスをより良くする提案】というテーマで開催。

通常の業務の「範囲内」で提案が可能な内容や、部内で完結する内容ではなく、業務の「範囲外」の提案や「部門を跨いだ提案」にすることが条件です。今年はチーム戦ではなく、個人戦で実施されました。

最終審査プレゼン会

今回一次審査を通過したのは21名。最終審査は2日間にわたってオンラインでプレゼンを行い、経営陣によって選考が行われました。提案された内容は多岐にわたっており、社内の課題を汲み取ったもの、現場の声・顧客のニーズを捉えているものばかりでした。入社歴やこれまでの受賞歴などにかかわらず、幅広く多くの社員の提案が選出されました。
プレゼン後は、それぞれの提案内容について経営陣から鋭い質問が飛び交いました。提案を実行するための具体的な方法や課題となる点など、重要なポイントをクリアにしていくことが目的です。

コンテストの結果発表後には社長からの総評も。

”全提案、とても時間をかけてよく考えられたもので、この中で無視してよい提案はひとつもないと感じました。
入賞した以外のアイデアも、できるだけ汲んでほしいと思っています。
こういったものを考えるのは正直大変だし、面倒で疲れることでもあると思います。
ただ、このような負荷があればあるほど、何かが鍛えられています。
一晩中だったり、休みの間も働くことを努力というかもしれませんが、この会社では「良質なアイデアを出すこと」が努力であると考えています。普段使っていない神経を鍛えているので、鍛錬そのものです。慣れるまでは辛くもあるでしょう。ですがきっと、続けていれば仕事だけでなくさまざまな場面でも役に立つ力となります。”

今回選出された提案は、今後のサービス改良に向け具体的に実行検討し、選出されなかったものも検討を重ねて改善のヒントに活かしていきます。

▼その他の研修
ラクーングループの研修は、創造力鍛錬コンテストのほかにもオリジナルでユニークなものが多くあります。